●12月24日 「デビルクリスマス」 |
街中には血のように赤い服に身を包んだ 白髭の老体グッズが溢れ、 デパートや商店街は、この機を逃すまいと クリスマスセールという名の戦争を繰り広げ、 散財という名の曲のコンダクターとなる。 その独特の雰囲気に飲み込まれた者は たいして必要のないモンまで買ってしまって、 見事にコンダクターの手の内で踊り、果てていく。 言い尽くされた言葉ではあるが、 クリスマスとは本来キリスト教の祭日。 Christ-mass 意味:救世主のミサ 今より約2000年前のベツレヘムにて誕生せしイエス。 彼の誕生を讃え、祝う神聖なる日。 カップルがいちゃつくよーな プーな日じゃねぇんだよヴォケ!! つーかてめぇらニポン人だろが!! ニポンの神さん祭れ!! 祈れ!! 恐れおののけ!! はーーー。 多少すっきりしたので、つぶやき本編に入ります。(ヲイ) 上でも書きましたが、この時期になると クリスマス商戦やら年末商戦やらで いろんなお店がしのぎを削って売り出してます。 私のようなシングルの一般消費者は 普段ケチってる分、甘い汁を吸うよい機会であるわけです。 実際、私は前から欲しかった今流行の HDD/DVDレコーダーや、 iPodなどの高価な商品から、 模型や絵描きで使うような周辺機器まで 安くなる、またはオマケがついてお得になるのを見計らっています。 そんなさもしいことばかり考えてるためか、 ここ最近、クリスマスプレゼントというものにありついておりませんでした。 無論パパママやジジババといった 身内からのプレゼントというものではなく、 友人知人や聖ニコラウス様からのプレゼントです。 鋭い方ならピーンときているかもしれません。 5行上の 「ここ最近、クリスマスプレゼントというものにありついておりませんでした。」 というテキストに注目してもらいたい。 「でした。」 過去形ということは…… そう、 今年はプレゼントを貰ったのである!! 3日前の21日、 校内バイトで学校に出てきたときのことであった。 ?:「イブリス先輩!」 私が仕事をしていると、背後から声がした。 返事をしながら振り返ると、私と同じサークルに所属している後輩が立っていた。 後輩:「先輩、今ちょっとよろしいですか…?」 私:「別にええよ(めんどくさそうに)」 後輩:「あの…これ、どうぞ」 私:「え…?」 後輩が差し出したのは1枚の小さなチケット。 後輩:「先輩にあげます。使っちゃってください」 私:「これ…ええんか? ホンマに俺なんぞにくれても」 後輩:「はい! 先輩、1人暮らしで大変でしょうし…」 ああ……ありがとう可愛い後輩よ。 私は涙ながらにその小さなチケット――― 吉野家の豚丼タダ券 を、後輩(♂)の手から受け取ったのだった。 …悲しくなどない。むしろ1食分のオカネが浮いて涙が出るほど嬉しいのだ。 そう、この涙は嬉し涙なのだ。 はは…最近ラーメンばっか食ってるから涙が凄くしょっぱいや… 時は変わって 今日24日。 間もなく迎える聖戦こと『コミックマーケット67』のために 遅まきながらカタログを買いに行くことにした。 夏コミのカタログが置いてあった最寄の書店を強襲するも、 既に売り切れたのか、カタログの姿を発見することができなかった。 仕方なく、少し遠いが確実に在庫があるであろう、 駅の近くにあるアニメショップに向かうことにした。 店に入ると、案の定レジ前に高く積んである。 今年は2日間しかないため、値段も少し安くなっていたので お得気分で即購入。 そしたら… 店員:「赤色とオレンジ色、どちらのペンになさいますか?」 私:「は?」 油断していて間の抜けた返しをしてしまった。 クリスマスフェアか何かなのか、 カタログを買ったらいろいろオマケがついてきたのだ。 とりあえずオレンジ色のペンとやらを指定する私。 店員は他にもいくつか品物をカタログとともに袋に入れていた。 何かスゲー得した気分。 そう、イブリスはこういう“ちょっとしたオマケ”に非常に弱いのである。 (他にも『初回限定』や『応募者全員サービス』など) 今まで冬コミのカタログ買ってオマケがついてきたことがないから、 やはりこの時期…クリスマスだったからなのかしら? 帰宅後、ワクワクしながら中身確認。 左:コミケ67カタログ 右上から: 『ひぐらしのなく頃に』下敷き 研磨スポンジ・お掃除ブラシセット お店オリジナルのマーカーペン うまい棒(チョコ) うまい棒…おいしいなぁ…ムシャムシャ… いや普通に嬉しかったですけどね。 ちなみに帰宅途中、 吉野家に立ち寄ってタダ券使ったのは 言うまでもない。 |