●3月19日 「卒業」












大学へ入り、4年。
あっという間とよく言うけれど、まさに言葉通りのあっと言う間の4年間でした。





思えばこの4年間の大学生活、
本当にいろんなことがありました。






テレビで『カリオストロの城』を観てたら先輩から呼び出され、
向かう途中、自転車で用水路に落ちたり、




同級生がゲーセンでゾンビ撃ちまくってるとき、
私はサバゲーでおっさんたちに撃たれまくってたり、




流し台に溜まった食器を放っておいてたら
皿からキノコが生えてきたり、




なかなか良心的だった行きつけの歯医者が
麻薬所持でタイーホされたり、




「東京へ遊びに行こう」と誘われてついて行ったら、
行き先が『コミケ』だったり、




しかもその『コミケ』にハマって散財したり、



少し疲れていたけど車で実家へ3時間半かけて帰ったら、
いつ高速道路を降りたのかまったく覚えてなかったり、




トイレットペーパー買ったら
実はそれはキッチンペーパーだったり、













……………






ネタだけ書くと、かなり壮絶な4年間だったとよく分かるでしょう。
(無論こんなことばっかりしてたワケじゃないですが)


う〜ん、我ながら好き勝手してた大学生活だったなぁ…










私は岐阜の大学へ通っていたんですが、
今引っ越しを目の前にし、4年間住んだこの土地や、
数々の知友たちと別れることは、とても寂しいです。





これから向かう社会に対しては不安で一杯…

ですが、その不安と同じくらいの期待も、また胸にあります。









まだまだ大学でやりたいこともあったし、
学びたいことも事実。



まだまだ岐阜で遊び足りないし、
知友たちと一緒にバカをやっていたい。









名残惜しいけれども、私はこの大学とこの土地を卒業し、
社会人の1年生として新たな道を歩み始めます。










科学する楽しさ、知ることの大切さを教えてくださったI教授、



「キミとの議論はとても楽しい」と、未熟な私を褒めてくださったK先生、



経済、交通、文化の正しい在り方、そして疑う技術を与えてくださったH先生、



『夢』を実現させる方法を熱心に語り、教えてくださったK先生、



就職活動、課外活動で多大に応援してくださった事務職員の方々、



卒業後も私たちと遊び、様々なことを教えてくれた先輩方、



在学中、私を包み込んでくれたたくさんの学友たち、



こんな私を先輩と呼び、慕ってくれた後輩たち、



ネットをきっかけに知り合った数々の知友たち、



学校では決して得られない貴重な体験をさせてくれた社会人の方々、



そして、私を暖かく見守ってくれた両親、














本当に、

本当にありがとうございました。
















意図されたかのような偶然が生んだ、


数々の出会い。


様々な経験。






















大げさに聞こえるかもしれませんが、
この4年間は奇跡の4年間だったと断言できます。

















馬鹿をして、真面目に学んだ、





この4年間を、私は宝として死ぬまで持ち続けよう。












我らの船出に祝福を。





そして我らの航路に、幸あれ。


















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